ひょんなことからオフフレーバー体験会の案内をいただいて参加させてもらってきました。場所は名寄。知ってますか?名寄。
ここです。
名寄市のHPから引用。こういう地図の方がGoogle Mapよりも味があるよね。
会場はビアバー『モルトリップ』。
ここのマスター風間さんは士別サムライブルワリーのヘッドブルワーもされている方。サフォークで有名な士別は名寄の少し南ね。道北にはさらに美深白樺ブルワリーがあり、小規模ブルワリーがどんどん増えている。うれしいことだ。オフフレーバー体験会を主催したのも下川町でブルーパブの開店を目指す方。これからは道の駅のように各地域にブルワリーが立ち並び、地域の交流の中心地になっていくんじゃないかね。
こちらがオフフレーバービールの数々。
準備されたのはこちらの10種。
一番興味あったのが「4」。評価は金属臭で生成経路が不明な点が多いらしい。ホップをたくさん入れると多くなるとの研究情報がある。もしかしたら、自分の劣化IPAの味ってこのオフフレーバなんじゃないかと予想していた。けどなんか違った。このオフフレーバーはほんと金属の味が口に残る。俺のIPAはもう少し化学的な味なんだよな。
他の感想として「1」のダイアセチルはよくわからなかった。マスターの風間さんが言うところ、わからない人はホントに感じないらしい。風間さんはダイアセチルに敏感らしくてブラインドテストしても瞬時に当てた。俺、ダイアセチルわからない族なのかも。
あと、「6」フェノールはベルジャンになって旨くなったとみんなから好評。オフフレーバーじゃないよね。
こちらは下準備の図。
オフフレーバーの試薬は1リットルのビール(今回はクラシック)に溶かして飲むので、会場はこんな感じになる。そりゃみんなを呼んでやらないともったいない。
以上。勉強になりました。こういう訓練を繰り返さないとダメだよね。