ビールは、瓶を買うようにしている。なぜなら、洗って再利用するから。再利用を繰り返すとラベルは汚くなるので、洗浄時に剥がすようにしているのだが、ものによっては頑固にはがれない。特に、日本のメーカーの瓶はどれも頑貼る(がんばる)。そんなわけで、今日は自分のラベルの剥がし方を共有しておく。相変わらずホームブリュワーにしか伝わらない日記である。
海外輸入のビール
海外輸入ビールのラベルはたやすい。水につけておけば、ペロッと剥がれている。剥がれた後、表面のぬるぬるした糊をスポンジでこすり落とせば終了。ビール飲んだ後のハイター殺菌の工程で終わる。
国内大手の普通のビール
ヱビスや黒ラベルなどの、ごく一般的に出回っている茶色いビール瓶。このラベル、実は簡単にはがれない。しかしコツをつかんだら簡単。きれいにはがそうと思わずに、まずは表面のツルツルしたシールを削ぐのだ。写真のように白い紙層を表出させたら、あとは水に浸せば紙と糊がふやけるので、スポンジでこすり落とすだけ。表面層をはがさなければ、どれだけ水に浸しても無駄。輸送に強く剥がしやすいの両立というわけだ。
国内のクラフトビールたち
これが一番難問。取り出したるは、ノースアイランドビール。最近、コロナ禍でお持ち帰りビールの機会が多く、こいつが剥がれない。わかっていると思うが、ラベルが剥がしにくいだけで中身は大好きだ。ノースのビールを一例として取り上げるが、国内のクラフトビールで割と大手のラベルは頑貼る、頑貼る。
糊の親水性がまったく無くて、浸しておいてもふやけないのが大問題。表面層をはがし、糊層をガムテープでべりべりとはがさないとならない。
<まずは爪をカリカリたてて、角から攻める>
<グッと剝くが、紙層と糊層がべっとり残ってる>
<ガムテープを貼って剥がしてを繰り返し、糊層を除去する>
<除去が終わった瓶。この後、表面をスポンジで洗う>
以上が、自分のラベル剥がしの作業だ。ビール片手にテレビ見ながらこれをやってる。
国内クラフトビールメーカーで、一番ラベルを剥がすのが大変なのはSVBと感じてる(
念を押すが、中身の評価はしていない)。一番搾りのビール瓶は剥がしやすいのに。しかも、ブルックリンブルワリーは、SVBに比べて剥がしやすいんだよね。なんでキリンで統一しないんだろう、ちょっと不思議。
シール剥がし液とか使ったら簡単なのだろうけど、味に影響ない出費は慎むポリシーなのでこんな状況。以上、細かすぎて伝わらないホームブリュワー日記でした。