ビアボールで遊んでみた

今日は巷を賑わせているこちらの商品の話。


https://www.suntory.co.jp/beer/beerball/

カルピスの原液みたいなビールが売っていて、それを炭酸で割って好みに合わせて飲もう!という商品。
炭酸をレモンフレーバーに変えてもいいし、原液をロックで飲んでもいいよと自由がコンセプトに惹かれる。

おススメの作り方はこちら。

・ギッシリと氷が入ったグラスに
・炭酸水を注ぐ
・ビアボールをゆっくり注ぐ
・下から上に1回ステア
・ビアボールの出来上がり


と言うわけでグラスに氷を入れて、公式の強炭酸水も買って、いざボールイン!!

泡がとてもクリーミーで神泡サントリーさすがだな、と唸る。

アロマは濃い目のヱビスマイスターか、品の良い正統ドイツビールを思わせるエステルで期待させる。
一口飲むと「あらいいじゃない」が第一声。正統派ビールのストレートを食らった感じ。しかしチューリップグラスに氷を入れたから、唇にガツンガツン氷が当たって冷たいし飲みづらい。それが影響してかコクが弱く感じる。

というわけで、もう少しちゃんと評価できるように自由にさせてもらった。

空の炭酸ペットボトルを準備。

水を300mlくらい追加して、

化学の力で、

カーボイン!!

もはやただのビールと化したビアボール。こんな楽しみ方もできるこの商品は秀逸だ。

この飲み方の結果でも、やっぱりコクが弱い。また、べっこう飴のような不思議な甘さも感じる。モルト感がほぼ初速しかなく、ちょっと化学的な不自然な味かな。
しかしこの評価は、自分のようなビールしか口にしない人間がビールに対してする評価であって、この商品はビールとは土俵が違うと感じる。このコクの弱さは、ビールフリーク以外の広いユーザーにリーチすることも狙ってると予想するし、ABV16%の名目ビールでこの感じの軽さをどうやって醸しているの?と楽しい想像が膨らむ。
サントリーの攻める姿勢にあっぱれを送りたい。


以上。