史上最悪に不味い

 こちらの記事に書いた、弱ったイーストで仕込んだビールが出来上がった。ほのかにフェノリックでこれは失敗だなーと思いながらも瓶詰までもっていったのだけど、自分史上一番ひどい味になった。

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 こちら完成品。一応スタイルはペールエール

 まだカーボが弱い。来週にはしっかり入るかな。頑張れイースト!フフフ。とか、そんな未来どうでもいい。味がひどすぎて、グラスを持つ手が震えた。
 過去に腐ったビールを何度か作ってきたけど、それとは違うまずさ。腐ったビールの場合はビール以外のまずい何かなのだが、今回のビールは無駄にビールの範囲内なのが良くない。フェノールとモルトのモッタリ感と、ホップの苦さのバランスが絶妙で、人工的に腐った味を醸しているのが最悪な気分にさせられる。「もうホームブリューやめたいな。」と久々に思った衝撃作品の爆誕だ。

 敗因は明確だ。スターターを回しすぎて、イーストを無駄に活性化させて深い眠りに突き落として仕込んだのだ。このWyeast 1084 Irish Aleは瞬間的に発酵してすぐに眠りにつこうとする傾向があると感じる。スターターを造るなら前日でも良い気がする。その方法でスタウト仕込んで、今日澱引きしたけど、こちらは良い感じ。

 今年は、なんか失敗が多い気がする。変にイーストに手を入れないほうがいい気がしてきた。
 
 最後。こちらはデュンケルの澱引き後の写真。

 こちらも上のペールエールと同じくイースト眠ってて発酵まで時間かかったけど、まぁ飲めそうな味だった。まだチョコレート入れてないのにめっちゃチョコの味したんだけど。

 以上。