あけましておめでとうございます。今年初の紹介は、今季のラガーシーズンで使用している「Wyeast 2278 Czech Pils」を使ったアンバーラガーの話。このイーストを使ったラガーがイースティでふんわりと甘くて、造りたかったラガーとなんか違う。この甘さはダークラガーが適正な気がしてきたので、アンバーラガーを造ってみた。
こちらレシピ。
バッチサイズ | 11ℓ | ||
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モルト | % | ホップ | g@m |
ピルスナー | 63 | マグナム | 6g@60m |
ミュンヘン | 25 | ザーツ | 5g@60m |
C40 | 4 | ザーツ | 10g@30m |
メラノイデン | 4 | ||
カラヘル | 3 | ||
チョコレートモルト | 1 | ||
SRM | 9.4 | IBUs | 29 |
こちら完成品。
色がむっちゃよい。清澄度の高さが奥深さを演出して美しいアンバー。スタイルのターゲットSRMは10~16だから、ぎりぎり薄いんだけどいいでしょ。
アロマはパッシブでナイーブ。あえて言うならイースティが醸すウマミのアロマ。
フレーバーの初速はこんがりとしたモルトの甘み。次にイーストの甘さが混ざり、後半は炭酸の酸味が強くなって非常に複雑。フィニッシュはモルトの焦げ味が再び巻き上がり、喉が渇いて次の一口が止まらない。止まらないバランス感がやべぇ。
このイーストはモルティ強めで正解だな。次はチェコ・ダーク・ラガーを仕込むぞ。
最後、今年の抱負。ここ数年いろいろな種類のイーストを勉強してきたので、今年は気に入ったイーストを固定して、自分のスタイルづくりにまい進したい所存です。
今年もよろしくお願いします。