グリーンIPA(Ver202006)

 最近の醸造ルーチンである、同じイーストを4~5回連続で仕込んで捨てる方式。このメリットは、イーストが新鮮で味が良く、スターター期間が不要でコストパフォーマンスが高いこと。デメリットは飽きることである。

 今使っているWLP090は、もう4回くらい使ったはず。WLP090イーストで作るアメリカンスタイルのエールは美味しいんだけど、こればっかりってのも飽きる。ムズムズとスタイルはずれのネタレシピを挟みたくなってくる。そんなわけで今回はネタ枠。

 

 ホップの在庫整理していたら、2016のホップがちらほら出てきた。なんでそんなに残ってるの?と思われるかもしれないが、カスケードやシトラ、ギャラクシーやモザイクなどのドライホップで使えるホップはいくらあっても足りないのだが、ノーブル系ホップって、無いと困るけどありすぎると消費のしようが無いのだ。

 今回は、それらを在庫処分&ドライホップにしたらどうなるんだろうという好奇心からレシピを考えてみた。

 

Batch Size

 11リットル

Grain bill

 ピルスナー 2.6%

 US2row       90%

 カラピルス  7.4%

 SRM=3.3

 ※中途半端なピルスナーは、ローラーミルの試運転で使った分

Mash

 セルロースレスト@30℃    5分

 プロテインレスト@52℃    10分

 サッカリフィケーション@62℃ 15分

 サッカリフィケーション@70℃ 15分

 マッシュアウト@74℃       -分

 マッシュ効率 95%

 ※初ローラーミル

Boil

 60m

Hop & Spice schedule

 60m ポラリス       10g

 15m トラディション    10g

 15m ポラリス       10g

   0m ポラリス       6g

   0m トラディション    6g

   0m シュパルターセレクト 7g

   0m スタイリアンゴールド 10g

   1st ポラリス       9g

   1st トラディション    8g

   1st シュパルターセレクト 7g

   1st スタイリアンゴールド 10g

   1st EKG          9g

   2nd ポラリス         7.9g

   2nd トラディション    8g

   2nd シュパルターセレクト 8.2g

   2nd スタイリアンゴールド 13.6g

   2nd EKG          6.1g

 IBUs=48.8

  見よ、この青々しいホップたち。これで2016年物の古いホップもすべて使い果たした。

 Yeast

 WLP090

 

 こちら完成品。瓶詰から1週間でしっかり炭酸が入っていざ開栓。

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 色は少し濁っていて汚い。ドライホップの量が多かったからかな。お茶パックを使っているんだけど。

 アロマは、花のような甘い香り。この香りは好き。

 口に含むと、やさしい草っぽさが口に広がり好印象。しかし、グラデーションの様相でやさしさが漢方薬の苦さに変化して、ウェッとなる。うーん。また問題作を作ってしまったかも。

 トータルとしてはバランスはそんなに悪くないので飲めるネタ枠。

 初ローラーミルの感想としては、粉砕モルト由来の重厚な苦さ(渋み?)は弱まったかも。味のベースがとてもニュートラルになった気がする。ネタレシピだったので出来がイマイチだけど、ビールのベースの味はいいんじゃないだろうか。

 

以上。