今回はドライホップのやり方について。
アメリカンIPAなどのホッピーなビールを造る際、今までの自分のやり方は、1次発酵が3/4ほど進んだら1回目のドライホップを投入。2次発酵期間は1次発酵で投入したホップをそのまま移して、さらにホップを追加。そのまま2週間ほど漬けておく。また、ホップ滓が気になるのでお茶パックを使用している。
ちなみに、この方法はなんとなく。ドライホップのテクニックでバックがあるのは、1次発酵の途中に投入するというやり方だけ。
と言うわけで、今まで後回しになっていたドライホップのやり方について、ちゃんと勉強することにした。
参考にした記事は、ドライホップの期間についてはこちらを参照。
4 Popular Methods of Dry-Hopping Your Beer
ドライホップは72h以上漬けてもアロマが増さないと言っており、2~3週間を超えると味が悪くなるとのこと。自分のやり方は味が悪くなるギリギリってところか。
パックの使用についてはこちらを参照にした。
Dry Hopping Techniques - Brew Your Own
パックを使う際は、ホップのビールへの接触が減るので10~15%程度量を増やすと書いている。
今回は、1次発酵まではいつも通りで、2次発酵は以下の3バッチに分けることで、ドライホップの期間とお茶パックの影響を体感することにした。
- A:いつも通り。1st Dry+2nd Dryホップを全期間漬ける
- B:2nd Dryホップにお茶パックを使用しない。
- C:お茶パックは使うが、最長で72hになるように漬ける。
レシピはこちら。
Batch Size
15リットル
Grain bill
ピルスナー 48%
US2row 42%
カラピルス 5%
グラニュー糖 5%
SRM=3.1
Mash
セルロースレスト@30℃ 5分
プロテインレスト@52℃ 10分
サッカリフィケーション@62℃ 15分
サッカリフィケーション@70℃ 15分
マッシュアウト@74℃ -分
マッシュ効率 92%
Boil
60m
Hop & Spice schedule
60m CTZ 20g
10m ギャラクシ 10g
10m モザイク 10g
1st Dry ギャラクシ 12g
1st Dry モザイク 15g
1st Dry センティニアル 12g
1st Dry シトラ 12g
2nd Dry ギャラクシ 12g
2nd Dry モザイク 15g
2nd Dry センティニアル12g
2nd Dry シトラ 12g
IBUs=44
Yeast
WLP090
1次発酵は無事に終わって、3つの容器に分けて2次発酵中。ワインセラーに入らないので、クーラーボックスに保冷材入れて保管しているのだけど、25℃近くなっている。腐らなければいいなぁ。
以上。
結果発表