最近の醸造の記録

 暑さで頭が重く体が動かないため醸造を中断して、しばらく在庫処分に専念することにした。

 というわけで、まずは6月に造っていたヴィット。コリアンダーオレンジピールを入れた本格ヴィットが完成したので評価。

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 写真

 今回、イーストを多めに残したので色がかなり白い。ヘッドもモリモリで良い感じ。香りはコリアンダーのスパイシーな香りとヴィットイーストのフェノリックが混ざり合い良いバランス。ほぼブルームーンを再現できている。
 フレーバーは若干タートで、すっきりとしていて飲み飽きない。旨味をもう少し欲しかったが及第点。コリアンダーが、なんかトマトジュースを感じる。


 お次はKVEIK。
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 低ピッチレート(3billion/ℓ)で仕込んだら、ほぼ普通のエールと変わらない減衰グラフになった。日曜日にイースト投入で、比重が落ち着くまで丸々一週間かかった。さすがに極低ピッチレートでは、1日で発酵終了とは行かないようだ。温度は29~30℃でキープね。

 お味。ちなみに、IPAレシピで造っている。

 うーん。なんか生臭い。回収イーストは汚染されていなかったので、腐っているわけでないけど、アルコールと炭酸とホップとこのイーストのバランス感がめちゃめちゃ悪い。あと何回かKVEIKイーストで遊んでみるけど、本当においしいビール出来るのか心配になってくる出来。
 真夏でも冷蔵装置なしで発酵できるのはメリットだけど、味が伴わないと意味がないよね。まぁ今回は自分の醸造スキルの問題と思うが。


 最後は大通ビアガーデン2023。

 早速行ってきました。お目当てはサッポロの日替わり限定ビール。行った日に提供していたのは、上富良野産ソラチエース100%のSORACHI1984。

 これが、ウマい。市販されているSORACHI1984は若干甘みがある印象を持っていたけど、このSORACHI1984はクリアですっきりとしていて、それでいてソラチエースの草感がピリッとして美味しい。黒ラベルのソラチエースホップ版のようなイメージ。残りの二つも飲めるかな。

 以上。あー暑い。