レシピ

M.E.G.A. IPA(Ver201809)

前回の夏休みビールから一ヵ月以上の間をあけて、久しぶりにレシピ記事を書く。醸造をさぼっていたわけじゃないぞ、途中、1回腐らせただけだ。 Batch Size 11リットル malt マリスオッター 77% カラピルス 13% グラニュー糖 10% SRM=5.3 mash protein rest 5…

なつやすみの自由研究ビール(Ver201808)

記録的な猛暑が続く2018の夏休みが始まった。みなさん、連休の醸造計画はおすみでしょうか?醸造日のスケジューリングとレシピの構成検討、それに向けたスタータの準備などなど、ビール飲んで甲子園見てる場合じゃない。 そんな自分も連休中に2回は醸造しよ…

リベンジ・セゾン(Ver201807)

前回仕込んだセゾンの出来がいまいちだったのでリベンジ。昨年のヨードセゾンから続くセゾンとの戦いをそろそろ終わりにしたい。 今回の醸造は、ちゃんとスタイルに合った材料を使ってフルマッシングすることと、発酵温度のコントロールを徹底することで味の…

ベルジャンヴィット (Ver201807)

夏に向けて、ヴィットを仕込む。前回仕込んだ時の記事を読み返したら、ちょうど一年経過している。ってことは、イーストはもとより、ヴィット用に入手した小麦も一年寝ていたことになる。うーん。まんべんなくいろいろなスタイルのビールを仕込む自分の醸造…

アメリカンペールエール(Ver201807)

アメリカンウィートをラッキングして、すぐさま次のビールを造った。今回の狙いは、前回と同じイーストWLP060を使って、まったく違うスタイルのビールを表現できるのか挑戦してみる。ルールは2つ。 ・OGは前回と同じにする。 ・ホップやモルトは、目指すスタ…

アメリカンウィート(Ver201806)

今回、久々に新しいスタイルに挑戦してみる。挑戦するのはこれ。アメリカンウィート。ちなみに飲んだことない。 byo.com 内容はこんな感じ。 ・ヘーフェヴァイツェンとはちがうよ ・クリーンで適度なフルーティとクリスプ感が特徴 ・モルトは、US 2rowとWhea…

時短セゾン(Ver201806)

先週末はセゾンを仕込む予定だったのだが、急遽用事が入ってしまって醸造時間を確保できなくなった。しかし、育てたイーストをこれ以上遊ばせておくのも心配だ。悩んだ挙句に思いついたのがこちら。モルトエクストラクト。 今回の醸造の目的は2つ。イースト…

ヴァイツェン(Ver201805)

春ど真ん中。さぁヴァイツェンを仕込もうじゃないか。 一番作るのが難しいビールスタイルを問われたら、自分は真っ先にヴァイツェンと答える。今まで何回かヴァイツェンを作っているが、前回、ようやく納得のいくヴァイツェンを作ることができた。コンスタン…

在庫処分的IPA(Ver201805)とGWの日記

GW後半。今回は在庫処分的IPAを仕込む。ホップとモルトの整理をしていたら、1年以上前に購入したFarmhouse Hop Blend 4/ozが出てきた。中途半端なベースモルトもたくさんあったので、それらを使い切ってしまおう。 初めてホップブレンドを使うのだけど、こん…

レッドエール(Ver201804)と糖のはなし2

前回の記事の続き。糖の種類を網羅的に調べるとこんなにたくさんあるようだ。 糖 - Wikipedia それじゃあ、醸造において糖がどのように関わるかというと、酵母がだべてアルコールに変換するわけなのだが、どんな糖でも食べられるというわけではない。こちら…

レッドエール(Ver201804)と糖のはなし1

チョコレート・ポーターを仕込んだ時にW1084アイリッシュエールイーストを使ったのだが、この有効活用を考えていたらレッドエールのリベンジを思い出した。 ※レシピはこちら レッドエール(Ver201702) - homebrew diary ※記事の一部に出来上がりの感想があ…

一番搾り製法に迫る2

前回の続き。 vvm.hatenablog.com 今回は、自分が推測した一番搾り製法にたどり着くまでの軌跡を紹介する。正解かどうかわからないし、自分の軌跡なんていらないだろうと思うけど・・・。 キリンビールの「一番搾り」が、本当に一番搾り麦汁だけで仕込まれて…

一番搾り製法に迫る1

※3/29夜に書きかけをフライングでUpしてしまった。更新した。 次に仕込むビールが決まった。一番搾り製法に挑戦してみることにした。実際に一番搾りだけで仕込んだら、本当に雑味が低減するのか興味が出てきたので、二番搾り麦汁あり/なしの2バッチ並行仕込…

チョコレート・ポーター(Ver201803)

今回は久々にポーター。以前仕込んだのはなんと1年4か月前だ。そう考えたら、年中定番ラインナップをそろえているブリュワリーってすごいなぁ。 今回目指すのは、バラストポイントのインペリアルポーター、Victory at Sea。あのカフェモカのようなポーターが…

NE IPL(Ver201802)

冬仕込みは、やっぱラガーでしょ。ということを冬前から考えていたわけだが、プラズドロイクローンを作るには材料がまだそろってないし、CRAFTSMANで飲んだ、伊勢角麦酒のNE IPA「ねこにひき」にリスペクトされちゃって、、、そんなわけでひらめいたのがNew …

適当ラガー(Ver201712)

※ゼラチンの分量間違えてたので訂正※ポラリスのホップスケジュールを間違えてたので訂正 おそらく2017年最後の仕込み。 いよいよ冬本番でエールを造れなくなってきたので、9か月ぶりにラガーを仕込むことにした。プラズドロイクローンリベンジか?と思ったが…

Rye IPA(Ver201711)

3連休、突然時間が出来たので、戸惑った挙句にビールを仕込むことにした。今回はライ麦モルトを使ったIPA。こちらライ麦モルトの写真。細くて固くて、精米機フルパワーでミルに時間かかった。ローラーのミルを使っている人って、ローラーとローラーの隙間の…

バーレイワイン(Ver201709)

ここのところ、自分の中でホップとモルトが戦っていたのだが、自分がどちらを嗜好しているか答えが出たようだ。おいしいと思うビールスタイルを思い出すと、アンバーエール、レッドエール。そして、こないだ飲んだ蝦夷麦酒の「フレッドの寝酒」というバーレ…

ダブルSMASH(Ver201708)

ビアバーでクラフトビールを飲んでいると、そのビールのスタイルがなんであるかは分かるようになってきたが、さて、そのビールが使っているモルトはなんだろう。どんな割合で使っているだろうか?ホップはUS産か?NZ産か?何種類入っているか。それらは、ほ…

蜂蜜セゾン(Ver201708)

※蜂蜜の構成比について追記 仕事がひと段落して、ちょっと早く夏休みに入ることになった。予定通り、セゾンを仕込むことにした。今回チャレンジしてみたかったのが蜂蜜を使たブリューイングだ。 東御市で買った蜂蜜。真田の六文銭がカッコいい。 蜂蜜醸造に…

ベルジャンヴィット (Ver201707)

連日の猛暑。こんな暑い日に飲みたくなってくるのは、オレンジ香る爽やかな白ビール、ヒューガルデン。小麦を使ったビールと言えばバナナ香るババリアンヴァイツェンが有名だろうが、今日は、ベルジャンヴィットに挑戦してみる。 参考にしたのはこちらの2つ…

ニアビア(VER201706)

仕事に疲れて帰宅してちょっと一杯。でも、明日も仕事だからお酒を飲むのはちょっと・・・。天気が良い休日、昼から飲むのは最高!だけど、たまっている家事が出来なくなっちゃう・・・。そんなことを思ったことはないだろうか。自分は、その葛藤と毎日戦っ…

エステルましましIPA

前回、ヴァイツェンの作り方を調べていて、イーストによるエステルの強化の方法を(いまさら)知ったわけだけど、改めて勉強することにした。 Esters in Home Brewed Beer | Home Brewing Beer Blog by BeerSmith™ まず、エステルってのは、発酵中のエタノー…

ヴァイツェン (Ver201706)

ヴァイツェンにリベンジする日がやって来た。リベンジと言っても、前回そんなに失敗したわけではないが、もっとおいしくしたい。前回は話はこちら。 vvm.hatenablog.com ということで、ここで勉強しなおしてみた。全6回の力作の記事だ。 German Wheat Beer: …

アメリカンIPA(Ver201705)BIAB

ホームブリューを見たいというビール仲間のために、久しぶりにBIABした。 やっぱり慣れない・・・。今回のレシピは、配るように12リットルバッチ(我が家のマックス)にしたのだけど、そのためには14リットルでボイル開始する必要がある。そのため、寸胴鍋の…

ココナッツ・ミルク DIPA続編

GW中盤に仕込んだココナッツミルクDIPAの続編。 ココナッツ・ミルク DIPA (Ver201705) - homebrew diary 今日、1次発酵容器から2次発酵容器に移した。味見した結果、大昔のロッテのコーヒーガムのような優しいココナッツ香と、アメリカンホップのバランスが…

ココナッツ・ミルク DIPA (Ver201705)

GWだから1回くらい仕込むよ。今回仕込んだのは、ココナッツミルク DIPA。ココナッツフレークが近所の中華料理用品店で手に入ったので、ココナッツミルクポーターにしようと思ってレシピ考えていたら、DIPAでもココナッツ使うレシピがあることを知った。スタ…

アイリッシュ・スタウト(Ver201704)

ポーターを昨年11月に仕込んでから濃色系ビールを仕込んでなかったので、黒いビール欠乏症に陥った。ポーターが好きだが、今回はスタウトを作ることにした。 ギネスエクストラスタウトにはまっていて、いろいろ調べていたら面白い記事を見つけたのだ。ギネス…

New England IPA(Ver201704)

ビール友の中でNE IPAが話題になっていたころ、タイムリーなことにkotori brewingさんが挑戦していた。面白そうだったので自分も挑戦することにした。ちょうどホップの海外通販を頼もうと思っていたので、WyeastのLondon Ale Ⅲも注文。材料がそろって仕込ん…

Dextrine Malt

デキストリンは大きな糖で、イーストは食べることができない。そのため発酵終了後も麦汁のなかにも残り、ビールのボディを強化することができる。デキストリンは糖化温度高め(68~70℃)でマッシュすると良く出る。反対に低めの温度(62~64℃)でマッシュす…