自分の好きなビールの一つに、セゾンスタイルの「僕ビール君ビール」(通称カエル君)がある。ヤッホーブルーイングの情報をチェックしていると、そのビールのイーストがベルジャン・アードネスであることが分かった。ふむふむ。今年のベルジャンスタイルは、このイーストで行こうと、Wyeast 3522 Belgian Ardenessを購入。(今年、カエル君はリニューアルしたので、このイースト使っているか謎。)
購入してから気づいたのだが、WyeastのHPをチェックすると、このイーストに合ったスタイルにセゾンが出てこない。しかし、いろいろなレシピ情報を調べた上では、一般的にセゾンに適合するイーストである様子。想像するに、WyeastのHPでは、適合するスタイルが多すぎてセゾンが落選したのかな?ようするに使い勝手がよいイーストなのかもしれない。良いイーストを買ったなぁ。という、都合のよい解釈にしておこう。
こちらレシピ。
Batch Size
11リットル
Grain bill
ピルスナー 93%
アロマティックモルト 2%
カラヘル 5%
SRM=4.3
※本当はミューニックやビエナを使いたかったが切らしていた。
Mash
セルロースレスト@30℃ 5分
プロテインレスト@52℃ 10分
サッカリフィケーション@62℃ 15分
サッカリフィケーション@69℃ 15分
マッシュアウト@74℃ -分
マッシュ効率 78%
※今回、マッシュ効率下げるためとスタック改善のため、ロータリング時に不織布を使わない方法を採用。40分程度でロータリングが終わった。はやっ!
Boil
60m
Hop & Spice schedule
60m EKG 15g
15m EKG 15g
0m EKG 10g
IBUs=19.5
Yeast
Wyeast 3522 Belgian Ardeness
さてこのビール、前回「清澄剤2」で紹介した、カラギナンを大量投入して清澄に失敗した作品。本日瓶詰。澱引き時に大量欠損したので、11リットル仕込んで7.5ℓしか瓶詰めできない涙の瓶詰となった。
しかし、綺麗にできてくれたので安心。よく見るとちょっと舞っているが十分だろう。
味見の結果は、うまいかも。ちょっとハムっぽいクローブ香があるが、全体的にフルーティ。アロマティックモルトの影響か、ほんのり甘みもあって出来が楽しみ。
なんか、久々にレシピ記事書いたかも。以上。
完成品の記事はこちら。