アードネス・セゾン(Ver202008)

 自分の好きなビールの一つに、セゾンスタイルの「僕ビール君ビール」(通称カエル君)がある。ヤッホーブルーイングの情報をチェックしていると、そのビールのイーストがベルジャン・アードネスであることが分かった。ふむふむ。今年のベルジャンスタイルは、このイーストで行こうと、Wyeast 3522 Belgian Ardenessを購入。(今年、カエル君はリニューアルしたので、このイースト使っているか謎。)

 

 購入してから気づいたのだが、WyeastのHPをチェックすると、このイーストに合ったスタイルにセゾンが出てこない。しかし、いろいろなレシピ情報を調べた上では、一般的にセゾンに適合するイーストである様子。想像するに、WyeastのHPでは、適合するスタイルが多すぎてセゾンが落選したのかな?ようするに使い勝手がよいイーストなのかもしれない。良いイーストを買ったなぁ。という、都合のよい解釈にしておこう。

 

こちらレシピ。

 

Batch Size

 11リットル

Grain bill

 ピルスナー  93%

 アロマティックモルト 2%

 カラヘル 5%

 SRM=4.3

 ※本当はミューニックやビエナを使いたかったが切らしていた。

Mash

 セルロースレスト@30℃    5分

 プロテインレスト@52℃    10分

 サッカリフィケーション@62℃ 15分

 サッカリフィケーション@69℃ 15分

 マッシュアウト@74℃       -分

 マッシュ効率 78%

 ※今回、マッシュ効率下げるためとスタック改善のため、ロータリング時に不織布を使わない方法を採用。40分程度でロータリングが終わった。はやっ!

Boil

 60m

Hop & Spice schedule

 60m EKG       15g

 15m EKG       15g

   0m EKG       10g

  IBUs=19.5

 Yeast

 Wyeast 3522 Belgian Ardeness

 

 さてこのビール、前回「清澄剤2」で紹介した、カラギナンを大量投入して清澄に失敗した作品。本日瓶詰。澱引き時に大量欠損したので、11リットル仕込んで7.5ℓしか瓶詰めできない涙の瓶詰となった。

 しかし、綺麗にできてくれたので安心。よく見るとちょっと舞っているが十分だろう。

f:id:vvm:20200830204807j:plain

 

 味見の結果は、うまいかも。ちょっとハムっぽいクローブ香があるが、全体的にフルーティ。アロマティックモルトの影響か、ほんのり甘みもあって出来が楽しみ。

 

 なんか、久々にレシピ記事書いたかも。以上。

 

 

完成品の記事はこちら。

vvm.hatenablog.com