こちらのビールが出来たので評価。
どんなWIPAになっただろう。
こちら完成品。
色、もっと白くしたいなぁ。使用モルトは50%以下でかなり抑えているし、糖化効率も高いのでモルトの総量自体も低いのだけれど、だいぶ黄色い。と言うか汚い。これについてはちょっと思うところがあるので、次回美白化に成功したら報告したい。カーボはいい感じで、ちょうどよい。
アロマは完全にグレープフルーツ。ブラインドテストで100人が100人グレープフルーツと答えるだろう。
味は、一口飲んでこう叫んだ。「グレープフルーツサワーじゃねぇか!」と。おれビール造ったよな?グレープフルーツ生絞りのサワーやんかこれ。なんちゅうビールを造ってしまったのか。
このカラクリは、17℃前後の低温発酵が一つの原因だと思う。そしてモルトが少ないレシピと、今回のホップのブレンドがこの味を作り出した。ショックの反面、ビール飲めない人たちとも仲良くなれそう可能性を感じる。おいしいって言ってくれるかな?
「ビール」を飲みたい人にはあっさりしすぎて物足りない出来だけど、こういう変化もまた面白いのかなと思う。ビールほど多様性が許されたお酒は無いのだから。
以上。