ケグシステムの出来

 ついにケグと液化炭酸ボンベによる脱酸素瓶詰工程を手にした我がホームブリュー道。
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 四苦八苦して構築したケグシステム。いろいろ勉強になって楽しかったが、結果が伴わなければ意味がない。今日はその「結果」を報告したい。

 こちらレシピ。
Batch size
 11リットル
Grain bill
 US2row        84%
 オーツ         9%
 ウィートモルト     5%
 ハニーモルト      2%
 SRM=4.3
*ハニーモルト2%でも色はかなり濃くなるんだよねー。最近の黄色いトロトロヘイジーはハニー使ってないんだろうね。
Mash
 セルロースレスト@30℃    5分
 プロテインレスト@52℃    10分
 サッカリフィケーション@62℃ 15分
 サッカリフィケーション@69℃ 15分
 マッシュアウト@76℃      -
Boil
 60m
Hop & Spice schedule
 60m   マグナム    7g
 10m   シムコ     5g
 10m   モザイク    5g
  0m   シムコ     30g
  0m   モザイク    20g
  0m   ギャラクシ   20g
  0m   エルドラド   20g
  1st   シムコ     5g
  1st   モザイク    5g
  1st   ギャラクシ   5g
  1st   エルドラド   8g
  2nd   シムコ     2g
  2nd   モザイク    5g
  2nd   ギャラクシ   2g
  2nd   エルドラド   2g
 IBUs=26.8
*ドライホップ量が日和ってる。やっぱ劣化が怖い。
Yeast
 Wyeast1318 London Ale Ⅲ

 瓶詰めは7/30。さてご開栓。

 色はやっぱ濃いね。次に造るならハニー1%に減らそうかな。ヘッドはすぐに消えて炭酸感は弱い。カーボの調整は何度か繰り返して体得する必要がありそう。
 アロマ。甘みを彷彿とさせる熟したモモとマンゴーの香り。劣化臭は無し。良いぞ。
 口に含むとトロリとして、うっとうしい夏って感じのTHE・NE。そしてメロン、マンゴー、モモのトロピカルでジューシーなフレーバーが鼻に抜け、London Ale3の甘ったるさが舌に残る。真っ先に頭に浮かんだのが「タップルーム」という言葉。お店で飲む鮮度ある本物のビールの味がする。我が家にタップルームがやって来たという感想。

 これが脱酸素瓶詰の実力なのか?だとしたら自分は、やっとスタートラインに立てたのかもしれない。今回は2ndドライホップの量が日和っているが、これなら3~4g/ℓでも問題なさそう。

 以上。