今冬のラガー仕込みに選んだイーストは、こちらバイエルンラガー。
https://wyeastlab.com/product/bavarian-lager/
モルティでフルボディなビールに最適なイーストとのことで、ここまでデュンケルとジャーマンピルス、メルツェンを仕込んできた。今は最後の醸造となるシュバルツを仕込んでいる。今日は、そのイーストの感想でも。
こちらに4回の醸造の記録と、Wyeast Bohemian Lagerと比較したグラフを示す。
下側の青い線がBohemianでそれ以外がBavarian。わかるだろうか。このイーストとにかく減衰速度がなだらかで遅い。底打つまで2週間はかかる。
そして味がとても個性的。『濃い』という表現がぴったりくるかな。あっさりジャパニーズラガーを飲みなれている人には勧められない濃厚なドイツ臭。それがこのイースト。しかしそれがモルティと合わさるとオーケストラのようにハマり、感動的ですらある。
こちらのメルツェンの出来は格別だ。
vvm.hatenablog.com
気をよくして、今造っているシュバルツはミュンヘンモルトを中心に使用してモルティを際立たせた。完成が待ち遠しい。
最後に。このイーストをまた買って仕込むかと問われたら、ぼくジャパニーズラガーが好きなので…。と答えるかな。
以上。