材料

ブラウン・エール(Ver202312)

表題のブラウンエールを仕込んだ理由は、ブラウンエールを飲みたくなったんじゃなくて、単にブラウンモルトを使いたいという、不純な理由だったりする。 ブラウンモルトをご存じだろうか。自分が初めてブラウンモルトという言葉に出会ったのはどこかのホーム…

ベルジャン・ダーク・ストロング・エール(Ver202310)

Wyeast 3522アードネスを使った第3弾。初めて仕込むスタイル。モルトの甘みとドライフルーツの様なエステルとベルジャンスパイシーが複雑に混ざった黒いエールだ。コマーシャルビアには名だたるトラピスト・ビールが並ぶ。レシピ バッチサイズ 11ℓ モルト % …

モルトの異物混入

初めに言っておくけど、これはモルトスターへのクレームではない。ホームブリューという自然由来の行為ゆえの微笑ましい事象と自分は捉えている。例えばちりめんじゃこに入ったカニの幼体のように、愛でる対象として考えていることを理解いただきたい。 モル…

ラガーの季節2021

今年もこの季節がやってまいりました。ラガーの季節です。 こちら去年の記事 vvm.hatenablog.com 今年の準備は去年より一か月以上も早い。それと言うのも、去年の反省からラガーリング期間を長めにとれるように、早めにシーズンインすることにしたのだ。そん…

WIPA~ホップ探求篇~(Ver202106)

ホップ探求第3回。過去の記事はこちら。 WIPA~ホップ探求篇~(Ver202103) - homebrew diary WIPA~ホップ探求篇~(Ver202105) - homebrew diary 今回のホップは高ゲラニオールを狙ってセンティニアルを使ってみた。Batch Size 11リットル Hop & Spice …

ホップの酸化を防ぐ!ホームブリュワーが真空パック機購入で気をつける3つのポイント!

こんばんは。今日は「こういうタイトルをつけるとPV数稼げるらしいよ?」という感じの香ばしいタイトルにしてみた。 今までホップの保存は、酸化を防ぐためジップロックに入れて冷凍保存していた。しかし今冬、複数の1Lbホップを買ってしまったわけで、そん…

ラガーの準備

チラホラと雪が舞い始めた北海道。そろそろラガーの季節ですね。 と言うわけで、ラガーの準備を開始する。準備と言ってもモルトを買うだけ。最近は冬のラガーシーズン前に、ピルスナーモルトを袋買いするようにしているのだ。イーストは、春先に年間の醸造計…

ベルジャン・アードネス

Wyeast 3522 ベルジャン・アードネスを5回ほど使ったまとめ。 こちらに、5回の発酵遷移をまとめた。 このイースト、高ABV耐性があり旺盛な発酵力がある。だけど、早々に発酵を切り上げる。どんなOGでも、だいたい3日目の朝には比重が落ち着く。そこからちび…

清澄剤について

アイリッシュモスがブリューランドで手に入らなくなって何か月経過しただろうか。しぶしぶ代替品としてカラギナンを購入していたのだけど、カラギナンのホットブレイクの沈みの悪さに苦しんでいる人いませんか?今日はそんな話。 カラギナンの何が良くないっ…

グルコシダーゼを使った醸造(4)

こちらのビールが出来上がったので評価。 グルコシダーゼを使った醸造(1) - homebrew diary グルコシダーゼを使った醸造(2) - homebrew diary グルコシダーゼを使った醸造(3) - homebrew diary 仕込んだ3バッチの条件をおさらい。 バッチA:マッシング…

グルコシダーゼを使った醸造(3)

グルコシダーゼを使用した醸造の続き。2週間で発酵が落ち着いたので、本日澱引き。さて比重はどうなっただろう。 前回の記事はこちら。 グルコシダーゼを使った醸造(1) - homebrew diary グルコシダーゼを使った醸造(2) - homebrew diary 仕込んだ3バッ…

グルコシダーゼを使った醸造(2)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 早速ですが、こちらの続編。 vvm.hatenablog.com 年明け早々にα-グルコシダーゼを使用した醸造をおこなった。 レシピはこちら。レシピは1バッチの情報。これを3バッチ仕込む。3バッチと言って…

グルコシダーゼを使った醸造(1)

α-グルコシダーゼを入手したので、それを使った醸造に挑戦。その前にグルコシダーゼのお勉強をしたので、ざっと記録しておく。いろいろ間違っているところがあると思うので、そのつもりで読んでいただければ。 α-グルコシダーゼとは、グルコースとのグリコシ…

ハラタウの調査

夏に発注したホップが迷子になってしまって、いよいよ手持ちのホップが底をついてきた(迷子になった話はこちら)。再度ホップを見積もり直して注文することに。 冬に向けた醸造なのでノーブル系の出番が多くなるかなと、ハラタウをカートにポン。ここで久々…

スペシャルモルトの勉強

いままで、スペシャルモルトがどの様なモルトなのかよくわからなかったが、久しぶりにモルトについて調べていたら、昔は見つからなかった記事をいくつか発掘できた。 byo.com ここにかかれている内容では、スペシャルモルトには2種類あるよと言っている。カ…

レッドエール(Ver201804)と糖のはなし2

前回の記事の続き。糖の種類を網羅的に調べるとこんなにたくさんあるようだ。 糖 - Wikipedia それじゃあ、醸造において糖がどのように関わるかというと、酵母がだべてアルコールに変換するわけなのだが、どんな糖でも食べられるというわけではない。こちら…

レッドエール(Ver201804)と糖のはなし1

チョコレート・ポーターを仕込んだ時にW1084アイリッシュエールイーストを使ったのだが、この有効活用を考えていたらレッドエールのリベンジを思い出した。 ※レシピはこちら レッドエール(Ver201702) - homebrew diary ※記事の一部に出来上がりの感想があ…

Rye IPA(Ver201711)

3連休、突然時間が出来たので、戸惑った挙句にビールを仕込むことにした。今回はライ麦モルトを使ったIPA。こちらライ麦モルトの写真。細くて固くて、精米機フルパワーでミルに時間かかった。ローラーのミルを使っている人って、ローラーとローラーの隙間の…

ダブルSMASH(Ver201708)

ビアバーでクラフトビールを飲んでいると、そのビールのスタイルがなんであるかは分かるようになってきたが、さて、そのビールが使っているモルトはなんだろう。どんな割合で使っているだろうか?ホップはUS産か?NZ産か?何種類入っているか。それらは、ほ…

2017/8Mの戦績とハニーセゾンの様子

7/23に仕込んだベルジャンヴィットを開栓。 ベルジャンヴィット (Ver201707) - homebrew diary こちら手前のヴィット。 こちらは比較で飲んだヒューガルデン。 色は、自分の方が白ビールっぽい。なぜかというと、注ぎ終わりに瓶底のイーストを回し入れたのだ…

Trinktemperatur for weizen

タイトルの「Trinktemperatur」はドイツ語で飲み頃温度。夏休みに入ったので、ヴァイツェンのサービング温度を深堀してみることにした。 元ネタはこちら。日本と海外でのヴァイツェンの推奨温度が違うことに気づいた記事。 イースト培養最終章と2017/7Eの戦…

蜂蜜セゾン(Ver201708)

※蜂蜜の構成比について追記 仕事がひと段落して、ちょっと早く夏休みに入ることになった。予定通り、セゾンを仕込むことにした。今回チャレンジしてみたかったのが蜂蜜を使たブリューイングだ。 東御市で買った蜂蜜。真田の六文銭がカッコいい。 蜂蜜醸造に…

イースト培養最終章と2017/7Eの戦績と

イースト培養の最終章。 イースト培養 - homebrew diary イースト培養2 - homebrew diary イースト培養3&志賀高原IPAクローン(Ver201706) - homebrew diary イースト培養4 途中経過 - homebrew diary 出来上がった志賀高原IPAクローンを飲んだ感想。 あー。…

ベルジャンヴィット (Ver201707)

連日の猛暑。こんな暑い日に飲みたくなってくるのは、オレンジ香る爽やかな白ビール、ヒューガルデン。小麦を使ったビールと言えばバナナ香るババリアンヴァイツェンが有名だろうが、今日は、ベルジャンヴィットに挑戦してみる。 参考にしたのはこちらの2つ…

2017/7Bの戦績とかホップについて

先週NE IPAを仕込んだ。レシピはほぼ前回と同じ。 vvm.hatenablog.com シトラホップを切らせてしまったため、代わりにシムコをつかった。あと、水質調整剤の投入タイミングを変えた。いつもは、マッシング水とスパージング水にそれぞれの分量を入れていたが…

イースト培養4 途中経過

志賀高原IPAボトルから回収したイーストで仕込んでいるIPAの続報。過去記事はこちら。 イースト培養 - homebrew diary イースト培養2 - homebrew diary イースト培養3&志賀高原IPAクローン(Ver201706) - homebrew diary こないだの土曜日に2次発酵容器に移…

イースト培養3&志賀高原IPAクローン(Ver201706)

志賀高原IPAから回収したイーストの培養を続けて2週間。イーストは順調に増えて、計画通りに6/21(水)に1リットル麦汁での最終培養を開始し、6/25(日)に満を持してクローンを造った。その話をしようか。過去記事はこちら。 イースト培養 - homebrew diary イ…

イースト培養2

6/11から始めたイーストの培養。市販ビールのボトルからのイーストを回収するためにイーストを培養しているのだ。前回の記事はこちら。 イースト培養 - homebrew diary 前回の記事では、志賀高原IPAのイーストを回収すると言っていたが、実はラグニタスIPAの…

イースト培養

近所でお祭りをやってたので、お好み焼き買ってきて昼間からカンパーイ。 さてタイトルにある通り、今回は、ボトルからイーストを回収して培養することにしてみた。どのビールのイーストを取り出そうか考えた結果、日本一のブリュワリーだと思っている志賀高…

モルトエクストラクト

アドブルのキットを買った頃の話し。モルト缶から始めたんだけど、その頃の写真が出てきたので過去を振り返りながら書いてみる。 写真はアドブルのフルセットのキット(約16000円)。発酵容器にボトリング容器、打栓器、瓶、王冠、モルト缶等々、すべての道…